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「海外子会社トップを本社社長に起用」

板ガラス世界2位の日本板硝子は4月23日、スチュアート・チェンバース副社長(51)が6月27日付で社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を発表した。藤本勝司社長(64)は会長に就く。
英国籍のチェンバース氏は2006年に買収した英ガラス大手ピルキントン出身で現在、同社社長を兼務している。
日本板硝子の連結売上高は海外比率が約8割に達しており、海外子会社トップを本体社長に起用してグローバル経営を加速させる。
6月27日の株主総会後の取締役会で正式に決定する。出原洋三会長(69)は取締役会議長に就く。
取締役会メンバーのうち社外取締役を除く8人中4人が外国人で、ピルキントン出身者が事業運営で中心的な役割を果たす体制となる。日本の大手企業ではソニーや日産自動車で外国出身者がトップに就いているが、取締役の過半を外国人が占めるのは珍しい。

この20年、日本企業はモノやカネのグローバル化が急速に進んだが、トップに登用された外国人は一部の企業に限られていた。
経営危機に陥った日産自動車が親会社の仏ルノーから受け入れたカルロス・ゴーン氏や、米子会社でコンテンツ事業に手腕を発揮し、出井伸之会長兼最高経営責任者(CEO)の後を継いだハワード・ストリンガー氏らだ。だが、今やトップの国籍は問えない時代だ。

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