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日経新聞「知的移民の受け入れ対策」

日本の少子高齢化は深刻で、このままでは人口が毎年1%以上減少していく。
これは70年以内に人口が半減するペースである。
ひとつの解決策は移民の受け入れであるが、未熟練労働者は日本社会への同化が困難で新たな貧困層を作ってしまう可能性が高い。
そこで高い知的能力のある外国人を計画的に受け入れる制度を作ってはどうだろうか。
現在、世界44カ国の国で日本語能力試験が行われており、受験者は40万人を超え、1級合格者は4万人弱もいる。
母国語に加え、高度な日本語をマスターできる外国人は確実に優秀であり、日本社会の様々な分野で活躍してくれることになる。
日本とアジア諸国の懸け橋になれる優秀な人材が蓄積されていけば、日本がアジアの貿易・金融における中心地として機能するための貴重な人材のインフラになる。

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