まず、Ⅰ．「自分で準備・作成するもの」からお伝えします。
１．本人名義の旅券（又は渡航証明書）及び外国人登録証明書
　　＊有効期限切れに注意！
２．在留資格変更許可申請書
　　＊用紙は入管窓口でも貰えるし、入国管理局のホームページからダウンロードもできる。
３．履歴書
　　＊書式は自由。正確に記載すること。
４．申請理由書
　　＊必ず提出しなければならないというものではないが、就職先での職務内容が在学中の専攻とどのような関連性があるか等について説明すると審査の参考となる。書式は自由。

次に、Ⅱ．「就職先に準備してもらうもの」　です。
１。雇用契約書の原本とコピー
　　＊辞令の写しや採用通知書の写しでも良いが、職務内容・雇用期間・地位・報酬額について明記されていることが必要。
２．雇用企業等の商業法人登記簿謄本
　　＊申請前３ヶ月以内に発行されたもの
３．雇用企業等の決算報告書（損益計算書）のコピー
　　＊直近年度のもの。なお、新規に設立された企業等の場合で決算報告書が作成されていない場合は、今後１年間の事業計画書
４．会社案内等
　　＊事業内容が載っているパンフレット等があれば提出する。
５．雇用理由書
　　＊必ず提出しなければならないというものではないが、雇用の理由や職務内容を具体的に要領よく記述した説明書を提出すると審査の対象となる。書式は自由。

最後に、Ⅲ．「学校からもらうもの」　です。
１．卒業証明書（又は卒業見込証明書）
　　＊現に在籍し卒業しようとする学校が発行する証明書（必ず原本を用意し、コピーを添付）なお、申請時期の関係で、代わりに卒業見込証明書を提出する際は、卒業証明書が発行された時点で直ちに出しなおす必要あり。

　　
以上が原則ですが、個別の事情によっては、商業法人登記簿謄本・決算書・会社案内の提出が免除される場合や、別に「その他参考となるべき資料」（成績証明書や外国人従業員リスト、就職先事務所の賃貸借契約書・不動産登記簿など）の提出を求められる場合があります。在留資格の審査は個人の状況・就職先の状態など、様々な事情を踏まえて行われるからです。不安な場合は入管や専門家に相談するのもいいと思いますよ。